暗黙知の形式知化
“暗黙知”(ノウハウ・ナレッジ)は
かけがえない企業・社会の無形資産です
仕事ができる人材は、仕事をしながら呼吸をするように、暗黙知を蓄積していきます。
しかし、“暗黙知”は、目に見える形でなければ、組織内で共有・継承できません。
株式会社ベーシックは、約20年間たゆまぬ努力と改善を重ね、さまざまな現場の暗黙知を形式知化してきました。
モジュール化思考・システム思考・デザイン思考を取り入れ、形式知化したノウハウを誰もがマスターできるよう “再現性”に最も重点を置き独自メソッドを開発し、幾度かバージョンアップしてきました。東北大学の故大見忠弘教授、長平彰夫教授にご指導いただき、AIやDXにも最適な形で、暗黙知を形式知化することができました。2014年には、ICMCI国際カンファレンスで、日本からは初めて発表させていただきました。また、2021年には、経済産業省のDX委員である名古屋大学山本修一郎名誉教授と、KES2021(25th International Conference on Knowledge-Based and Intelligent Information & Engineering Systems)において、独自メソッドを活用したDXとダイナミックケイパビリティについての論文を発表させていただきました
暗黙知に魅了されて…
忘れもしない2000年の春、北陸の大企業で仕事をしていた際、ある支店に優秀な営業担当者が集まっていました。コンサルタントの私は、彼らの暗黙知(ノウハウ、Knowledge)を集めれば、素晴らしいチームができると感じていたのです。そこで、Knowledge Management研修の提案、実施しました。…しかし、結果は、無残にも誰一人暗黙知を出せぬまま、その研修は大失敗に終わってしまいました。それ以来、試行錯誤、悪戦苦闘しながら、メソッドを編み出し、改良を重ね、KnowledgeManagement、とりわけ、「暗黙知の形式知化」に取り組んできました。
その結果、20余年をかけ、彼らがどうすれば暗黙知に気づき、進んで暗黙知を形式知化できるかを集大成できました。
形式知化した、かけがえのない実践知は、若手を育成し組織で知を共有する、『知を学習する組織』の構築と、企業内に、どこからでもアクセスできる、ノウハウのデータベースを構築することができたのです。
また、これらのメソッドは、社会構想大学院大学教授として、指導していますが、官僚の方々、企業の経営者、人事経営企画営業のマネジメント者の皆様が、暗黙知の形式知化に取組み、自身の暗黙知を形式知化しています。
ご案内のように、2018年には、ISO30401(KnowledgeManagementSystem)が公示され、邦訳には学会メンバーとして参加協力致しました。世界標準のISOに則し、2022年いよいよ集大成したメソッドを、Webセミナー、社内外のインストラクター・コンサルタント養成講座として、皆様に公開させていただきます。
フレーム&ワークモジュールⓇ
弊社独自のコアメソドロジー。DXにも対応できる秀逸な「ナレッジマネジメントと、人材育成・組織開発」のフレームワークです。国際会議をはじめとする複数の学会で発表、連続表彰され、現在は大学院にて、官僚、教育関係者、企業経営者の皆様に指導しています。また、企業のみならず、官庁・病院・介護施設・学校・幼稚園・弁護士事務所・国際特許事務所・伝統工芸社等で、暗黙知の形式知化を成功させています。
社内に散在する暗黙知を形式知化。抽出したナレッジを組織で共有・データ蓄積します。
1998年 | 4月 | ナレッジ・マネジメントの独自理論を確立 |
2000年 | 4月 | オール電化拡販に独自理論を活用して人材育成・組織開発を開始 |
2014年 | 9月 | ICMCI国際カンファレンス(ソウル大会)で発表、世界の参加者が絶賛 |
10月 | 半導体で著名な故東北大学大見教授に認められ、理論を論文化を開始 | |
2015年 | 1月 | 第67回全国能率大会(経産省後援)全日本能率連盟賞受賞 |
6月 | 日本経営システム学会にて発表 | |
2016年 | 1月 | 第68回全国能率大会(経産省後援)全日本能率連盟賞受賞 |
2017年 | 特許庁・中国経済産業局主催企画運営 「特許開発につながる技術開発の見える化・人材育成連続セミナー」を企画・運営・講師 | |
2018年 | 1月 | 第70回全国能率大会(経産省後援)優秀論文賞受賞 |
2020年 | 4月 | 社会構想大学院大学 (専門職大学院)にて教鞭を取る |
2021年 | 9月 | KES2021(25th International Conference on Knowledge-Based and Intelligent Information & Engineering Systems)にて論文発表 |